【飛騨高山ウルトラマラソン】初めてのウルトラは甘くなかったけど感動して泣いた その1

マラソン

6月9日、飛騨高山ウルトラマラソン2024に出場してきました。私がエントリーしたのは71kmの方。

初めてのウルトラマラソン。

結果から先に言えばボロボロになりながらも完走できました。

一応フルマラソンを1回完走した事があるのでなんとかなるだろうと考えていましたが、本当にキツかった…。

まず準備段階から甘く見ていました。

3月末に第一子が産まれ子育てに奔走。まとまった時間が取れないのでわずかな時間にちょろっと走るだけ。

なんとか捻り出した月間走行距離は40km。

そんな状態でも「10時間くらいの行動は登山じゃ当たり前だし、エイドがたくさんあるから休憩しながら行こう。飛騨牛エイド楽しみ!」とか思っていました。

久しぶりに遊びに出れる期待感もあったかも。

そんな舐め腐った考えで迎えた当日の午前2時半。自宅から2時間で現地入り。

日の出前の薄暗い中、スタート会場の飛騨高山ビッグアリーナにはたくさんの人たちが集結していました。

ひんやりした空気が会場のピリッとした緊張感をさらに高めています。

やっぱり普通のマラソン大会とは雰囲気が違う。みんな百戦錬磨のランナーといった出立ち。

イソイソと準備して荷物を預けると100kmの部が先にスタートするので見送り。

速いランナーだと100kmを9時間で走るらしいので本当に凄い。

自分もいつか100kmに出場してみたい…。見送りながらそんな事を考えていましたが、まずは71kmを完走してステップアップしよう。

見送り後、しばらくプラプラして特にやる事もなく少し肌寒いので体育館の観覧席で待機しながら出場者を観察。うーん、みんな強そうだ。

つーかみんな腰にボトルぶら下げているだけで荷物はだいぶ少なめ。

71kmってフルマラソンのちょい延長みたいな感じなの?自分は荷物多すぎ?と思い、慌てて再度装備の見直し。

ジェルを減らしウインドブレーカーを置いていくことに。

これが後から困るんですが、自分みたいな制限時間ギリギリの後方を走るランナーだとエイドで提供品の在庫切れが発生するのでジェルは少し多めに持っていけば良かったと後悔しました。

まぁ何とかなったから良かったんですけどね。

それとレース序盤から脚が痛んだので、この時間に少しでもストレッチしておけば良かった。

そのうちに71kmの部の集合時間になったのでスタート地点へ移動。

この時点では緊張感は特になくリラックスできていました。キロ6分30秒で走れば良いし5km毎にあるエイドで休みながら進めば9時間で完走できる。

そうイメージしていました。

市長さんの挨拶があって5:20に号砲。なんかカウントダウンが微妙にズレてて笑いが起こってた。

いよいよ自分史上最長距離の長旅が始まります。

その2へ続く→

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